皆さん、こんにちは。mitsukiです。
職業訓練22日目。
木材の加工も覚え、いよいよ家を建て始めます。
何よりチームワークが大事ですね。
もう入所してだいぶ経ちますからこのあたりは心配ありません。
基礎について
皆さんは家がどんな風に建っているかご存知ですか?
屋根があって~、窓があって~、ドアがあって~、など考えると思いますが、何より大事なモノは…
そう、基礎なんです!
一般的にもよく使いますよね、「基礎」という言葉。
「基礎がなければどうにもならない!」
建築的視点で考えればまさにといった具合ですね。
基礎が無い状態で家を立てても地震で一発KOです。
地震で倒れる家具などが良い例ですね。
つまり地盤と上部の建築物を繋ぎとめる役割を果てしてくれるのです。
素材として使われる材料はコンクリート。
これは上部の建築物が木造だろうが鉄筋コンクリート造だろうが関係ありません。
大昔からある集落のような建物は別ですが、一般的な住宅以上の規模の建築物は、ほぼすべて基礎=コンクリートです。
ところでコンクリートってなんでしょう?
イメージすれば、「アレでしょ、灰色の」となりますが、いざ言葉で説明しようとすると…
わかるようでわからない、それがコンクリートです。
コンクリート
コンクリートとは「砂、砂利、水などをセメントで凝固させた硬化物」です。
※「セメント=のり」と置き換えてもらってOKです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/コンクリート
つまりコンクリートの正体は砂や砂利だったんですね。
ここまでで基礎の役割、素材はわかりました。
最後に基礎が実際にどんな造りになっているか見てみましょう。
また画像を拝借してきました。
独立基礎などは近年ではほとんど見られないようですが、布基礎・ベタ基礎を比べたときやはりベタ基礎の方がメリットは大きいです。
なぜかというと、やはり湿気の問題が大きいようですね。
ベタ基礎の様に地表面が直接基礎を抜けるような構造ですと、そこから湿気が湧いてきます。
湿気は建築物にとって天敵とも言えるであり、カビが繁殖するなどは序の口で、湿気を含んだ木材はシロアリの鉱物になりますしまさに百害あって一理なしです。
その湿気を防げるということで近年ではベタ基礎が好まれています。
その分基礎にかかる金額は大きくなるのですが…
まとめ
というわけで基礎の説明をしてきました。
が!これは実際には訓練校では作りません。(おい!)
コンクリートは流し込む型枠も作らなければなりませんし、何より固まるまで一週間かかることもザラにありますからね。
基礎は木材で代用するようです。
次回は土台や柱の説明をしたいと思います。
それでは。