皆さん、こんにちは。mitsukiです。
本日は職業訓練47日目。
床を作っていきました。
しかし床と言っても多種多様。
畳があればフローリングもあり、土間だってあります。
今回はまず皆さんが最も身近に踏んでいるフローリングについて説明します。
(実習で作った床がフローリングだけだったなんて言えない...)
床の正体
皆さんは床下の構造をご存知ですか?
もちろん私は知りませんでした。笑
これまで基礎・土台と組み立ててきましたが、これではまだ人が立てませんね。
まず床が床であるためには、それなりの重さに耐えうる構造が必要です。
ましてや、人よりもさらに重い冷蔵庫や洗濯機が置かれる場合もあります。
土台の上にただフローリングを置いても、それこそ床が抜けてしまいます!
床と土台の間には束石という石と、床束という支え棒があるのです。
束石・床束
名前が似ていてわかりづらいですね。
いつもの通りイラストを拝借しました。
こんな感じで床下に等間隔で置かれて行きます。
各石の距離はおよそ910mmといったところ。
(くどいようですが、建築業界では長さをミリメートルで表現します!)
これらが基礎と協力して床下を支えます。
なので高さのレベルとしては基礎と同等の位置になります。
(建築業界では床高を「レベル」と表現します。
地面の高さはグランドレベル。床の高さはフロアレベルといった具合です。)
その上には大引・根太といった部材が乗っかります。
大引・根太
基礎・床束以上フローリング未満といったところに位置する部材です。
(友達以上恋人未満みたいですね。)
高さのレベルとしては土台の位置と同等になります。
これらが土台と協力してフローリングを支えます。
百聞は一見に如かず。イラストを見てみましょう。
束石・床束についても表現されていますね。
まとめのイラストとして申し分ありません。
こんな形で皆さまを支えているフローリングは成り立っています。
床をはがしたことがある人はなかなかいないと思いますし、工事が完了してしまえばもう見えませんよね。
ただこういった知識を得て、普段お世話になっている建物について知ることは良いことだと思います。
それでは今回はここまで。
ご覧になって頂きありがとうございます。
それでは!