皆さん、こんにちは。mitsukiです。
本日は職業訓練53日目。内装の壁を作っています。
いわゆる内壁ですね。
内壁の作り方
先生:「以前立てた柱・間柱に、横胴縁をつけて縦胴縁をつけてPBを貼ってクロスを貼って…」くどくどくど
わからない!
百聞は一見に如かずなので手探りでやりました。
まずはいつも通りイラストを。↓
最終目標はこんなイメージです。
壁一枚とってもこれだけの数の部材が合わさっているのですね。
作業をやっていくなかで理解が進みましたが、色々な部材を組み合わせていく一番の目的は、
私たちが普段目にする材(仕上げ材、化粧材などと呼びます。)を貼るために柱面を平らにすることでした。
壁のクロスなどが良い例ですが、
ぼこぼこの壁面にクロスを貼っても当然キレイな仕上げにはなりませんよね。
クロスがたわんでしまう等クレームの原因にもなりえます。
私たちが目にしているクロスがパリッと貼られている理由は、
・職人さんの腕が良いから
・壁面が狂いのない一面を保っているから
なのです。
つまり大工さんとクロス職人さんの技術の賜物ですね。
(ちなみにこのクロスを貼る下地材をプラスターボードと言います。)
職人さんの腕前については、クロスの接合部がどれだけ綺麗かによります。
例えばクロス同士の境目。
たいていのクロスは横方向に910mm 間隔で貼られています。
他には窓枠やドアとの境目などもありますね。
一見すると気付かない点ばかりですが、このあたりに職人さんの腕前が凝縮されています。
さて、そういった視点で見ていくと、それぞれの材料の意味もわかります。
実際の手順
①まず柱・間柱だけの状態ではこんな状態です。↓
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②次に胴縁と呼ばれる下地材を受ける水平方向の木材を柱に取り付けます。こんな状態↓
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実際の写真ではこうです。(筋交いも見えますね。)
③最後にクロスを受けるプラスターボードを取り付けます。こんな状態↓
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こちらも実際の写真を。
これでいよいよクロスを貼る準備ができましたね。
あとはクロス職人さんがクロスを貼っていけば、内壁の出来上がりです。
作業の様子はこんな感じ。
クロスの裏にのりを付けて貼っていきます。
これは見た目以上に大変な作業です!
継ぎ目も上手に合わせなければなりませんし、意外と重いんです。
実際に私たち訓練生がやったところ、とても人様に提供出来る仕上がりにはなりませんでした。
ほんといろんな職人さんが必要なのだと実感させられます。
職人さんは偉大ですね。
早く仕事を始めていろいろな職人さんと仲良くなりたいです。
おわりに
そんなこんなで今回はここまで。
・クロスクロスと言ってたけど和室は?
・プラスターボードってなに?
など突っ込み所はたくさんありますが、あえて削って説明しました。
これらでも一つの記事が書けるぐらい奥が深いので、また別の機会にご説明させて頂きます。
いつもご覧になっていただきありがとうございます。
それでは。