皆さん、こんにちは。mitsukiです。
題目に見慣れない言葉を使ってみました。
皆さんはクラウドファンディングというものをご存知ですか?
クラウドファンディング
やけに難しそうな言葉ですが、言ってしまえば夢募金みたいなものです。
最近巷で話題になっているらしく、もう少しだけ具体的に言えば「個人が考えついたアイディアやプロジェクトを実現すべくインターネットを通じて投資してくれる人を募る」といったものですね。
さらに詳しく知りたい方はwikiさんを参照してみましょう。↓
きっかけ
今回こちらを記事にしてみた理由はこのクラウドファンディングに色々な可能性を感じたからです。
いつかの記事でお話ししたように、私には’住んでいる地域を活性化させたい’というひとつの夢があります。
というのも、ここも政令指定都市にも関わらず他の市町村同様人口の減少に歯止めがかかっておりません。
若者は首都圏に惹かれ上京し、Uターンする社会人も負け越している…
そんな状況です。
私はそんな状況を打破したいのです。
自然が多く人口密度も余裕がある分、住みやすさに関してはむしろ圧勝しています。(|||Orz)
そんなほのぼのしたこの地域をもっと広く発信していきたい。
発信して、人が集まる活気あふれる町にしていきたいのです。
それも一過性のものではなく、地域に住んでいる人自身がまず楽しんでそれにつられるように人が集まり活性化していくような状態が理想です。
そんな夢物語が私の目標です。
(恥ずかしながら夢について語った記事はこちらになります。⤵︎)
個人と建築
さてこのクラウドファンディングなるものが建築とどう結び付くかというと、それは個人の裁量を超えた建築物を生み出すことに他なりません。
例えばAさんが家を建てたいとします。
「家族4人で賃貸暮らしのAさんは土地を購入することから始めました。
しかし家一軒を立てるだけの土地というのは安く見積もっても1千万円ぐらいはしてしまいます。
その上にさらに実際に住む建物を作る必要があり、これも軽く1千万円は超えてしまいそうです。
もろもろの諸経費も含めると出てきた金額は2千5百万円ほど。
当然のごとく住宅ローンを組む必要がありましたが、Aさんは家族とともに幸せに暮らすことができました。」
これが普通のパターン。
変わらね不景気の影響でこんな普通の幸せを掴むことも難儀な時代になってしまいつつありますが、これが家を建てる王道パターンです。
ここで私が言いたいことは、
家一軒建てるだけでもこんなに大変なんです!
ということに尽きます。
家を建てられた方、本当に尊敬します。
つまり公共の建築に対して個人ができることなんてほんのわずかなんです。
公園ひとつ作るにも何百万円というお金がかかってしまうのが建築の世界です。
街を良くする素晴らしい建築に必ずしも高い金額は必要ないかもしれませんが、それでも個人の手には負えません。
そんな経緯があり、どうしようかと思案している内にクラウドファンディングというツールに巡り合いました。
建築とのコラボ
もうすでにアメリカではクラウドファンディングによる投資で高層ビルが建ってしまったそうです。
家どころか高層ビルとは…
やはり海外のスピード感は違いますね。
日本もすぐに真似するべきだ!なんて到底思いませんが、日本らしく良い所はどんどん取り入れていきたいですね。
例えば日本でやるとしたらどんな形があるか少し考えてみました。
流行りに乗っかった提案をするとしたら、5~6人が共同で暮らす古民家再生分譲マンションみたいなものでしょうか。
古民家再生は近頃ブームですからね。
何よりマンション偽装が後を絶ちませんので、高層マンションに対する市民の不信感も高まっています。
内容としては
・取り壊しされてしまいそうな下宿アパートの全面的なリノベーションプランを計画
・リノベーションに必要な総額を見積もり、1人当たり7~8百万円ほどに抑える
・インターネットでプランを提示し、入居者を募る
こんなところでしょうか。
シェアハウスじゃん!という突っ込みが聞こえてきそうですが、素人が考えたらこんなもんです。笑
クラウドファンディングは「ファンド」という言葉があるのでどうしても投資をイメージしてしまいがちですが、投資というよりは利害が一致する者同士で共同でお買い物をするといったイメージの方が近いですね。
先ほどの募金という言葉は訂正します。
ほとんどの人は見返りもなしに多額のお金をポンとは出せないですからね。
なのでクラウドファンディングでは、出資に対する報酬(リワード)に何を設定するかがとても重要なのだそうです。
先ほどの古民家マンションは報酬が「分譲マンション:一戸」という非常にわかりやすいものでしたが、これが大人数になるとまた出資金額もバラバラなので、その金額に合わせた報酬をそれぞれ用意することが必要になります。
知ったような説明をしてきましたが、ここまで言った知識はすべてこの本に教えてもらいました。↓
(ご興味のある方は勉強になると思います。)
「地域のための建築」という問いに対して、住民にお金を出してでもほしい!と思わせるような提案をしていきたいですね。
おわりに
ここ数記事は建築から脱線しがちで申し訳ないです。
ただやはり夢などの考えてて楽しいコトを記事にすることは同様に楽しいですね。
’好きこそ物の上手となれ’とはよく言ったものです。
次回はまた職業訓練の内容を説明していきたいと思います。
いつもご覧になっていただきありがとうございます。
それでは!